登記簿上に誤りを発見した場合には

不動産の登記手続きを行なう際には必ずその不動産の登記簿や登記情報などの
確認をします。その際に実態と一致しないことを発見することがあります。

その中でも一番多かったのが名前の表記が違うことです。所有者は○○太郎さん
のはずなのに表記は○○郎になっているなどのケースがありました。戸籍を遡って
も名前が変わっていたことはありません。名前が異なっているということは
登記簿上に記載されている人物と所有者が同一であるということになりませんので
登記が進みません。
こういった場合に考えられるのは1.申請時の書類に誤りがあった。2.登記官
が記載ミスをした。3.古い登記簿からコンピュータ化するときなどの移記の際
に間違えた。などの原因がほとんどです。

2や3の場合は保管されている資料を確認し、間違いであることが判明すれば
登記官の職権で直してもらうことができます。
しかし、1のようなケースは「更正登記」が必要です。更正登記とは申請時に
記入ミスや漏れがあって、そのまま登記されてしまった場合に訂正や補充する
登記のことです。更正登記ができるのは更生の前後を通じて登記の同一性がある
場合に限ります。例えば所有者を山田さんとして登記申請したものを鈴木さん
にするというのはまったくの別人で同一性がないのでできません。

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